３歳児歯科健康診査のときに、「歯の咬合」の部分にチェックが入ると、矯正医に相談したほうが良いのだろうか？もう少し待ってからのほうがいいのか？と迷われるでしょう。乳歯の段階で矯正を行う必要があるのでしょうか？

 

〈乳歯の時に矯正を始める必要はあるのか？〉

乳歯の段階で矯正するのはまだ早いと感じるかもしれませんが、乳歯の時から始めたほうが良い場合があります。たとえば、以下のような咬合の場合早めに矯正医に相談すると良いでしょう。

① 反対咬合

上の前歯が下の前歯の３分の１覆うのが正しい咬合ですが、それが反対になっている場合、つまり下の前歯のほうが前に出ている咬合を「反対咬合」といいます。反対咬合は顎の成長を利用した矯正が必要になるため、早めに相談していつ頃から始めたほうが良いかカウンセリングを受けると良いでしょう。

② 交叉咬合

奥歯や前歯が交叉している咬合のことです。食べるときに横にズラすくせがあるため顔が歪んでしまう可能性があります。早めに相談すると良いでしょう。

 

〈お子さんの歯並びが気になったら一度無料カウンセリングを受けましょう〉

３歳児健康診査で咬合にチェックが入ると、相談しに行くべきか迷われるかもしれません。しかし３歳以降は体がどんどんと成長していきます。成長する上で、しっかりと噛んで食事をすることは欠かせません。体だけでなく、心の健康にも影響を与えます。咬合状態が悪いと、しっかりと噛むことが難しいでしょう。ですから早めに矯正したほうが良いか、いつ頃から始めるべきか、矯正医に相談すると良いでしょう。