インビザラインファーストとは?何歳から受けられる?
お子さまの矯正治療を検討中のご家庭では、「インビザラインファースト」という矯正法も選択肢のひとつに入っているかもしれませんね。マウスピース矯正のインビザラインではあるものの、少し特殊な矯正法なので詳しく知りたいという方も少なくないことでしょう。今回はそんなインビザラインファーストについて解説します。
〈子ども用のマウスピース矯正〉
インビザラインファーストは、子ども専用のマウスピース型矯正装置です。これまで小児矯正というと、マウスピース矯正が適応外となっていましたが、インビザラインファーストの登場によってそれが可能となります。矯正分野において画期的なことといえるでしょう。ちなみに、床矯正装置やプレオルソなどもマウスピース矯正と呼ばれることがありますが、インビザラインファーストはいわゆる“歯列矯正”であり、大人が受けるマウスピース矯正とほぼ同じであるといえます。
〈矯正の仕方も大人用とほぼ同じ?〉
インビザラインファーストで用いるマウスピースは、大人のインビザラインとほぼ同じです。透明なポリウレタン製で目立ちにくいです。装着感も良好なので、お子さまの心身にかかる負担を最小限に抑えられます。標準的なインビザラインとの違いは、これから生えてくる永久歯のためのスペースが用意されていたり、装着時間を教えてくれるパーツが付与されていたりする点です。そうした工夫を凝らすことで、小児期でも問題なくマウスピース矯正できるようになりました。
〈インビザラインファーストは何歳から?〉
インビザラインファーストの適応年齢は6~12歳くらいですが、実際には7~9歳くらいに始めるケースが多いです。というのもインビザラインファーストの効果を最大限発揮するためには、最適といえるタイミングにスタートする必要があるからです。具体的には、6歳臼歯と前歯が2/3生えていて、なおかつ乳歯がまだ残っている時期に始めると、より良い治療効果が得られます。
〈インビザラインファーストは何歳から?〉
インビザラインファーストは、「顎の骨の発育を正常に促すこと」と「歯並びの乱れを細かく整えること」の2つを同時に行うことができます。つまり、小児矯正と成人矯正を同時進行できるのがインビザラインファーストの最大の強みといえます。これは従来の矯正装置では不可能です。
〈まとめ〉
今回は、子ども専用のマウスピース矯正であるインビザラインファーストについて解説しました。お子さまの歯並びの治療を快適に行いたいという場合には、強くおすすめできる矯正法です。そんなインビザラインファーストに関心のある方はいつでもお気軽に、東京都荒川区のこうへい歯科クリニックまでご連絡ください。